あらすじ
近未来ネオ吸血鬼ストーリー『ヴァムピール』からのスピンオフ・ストーリー! 本編では肉体を持たぬヴァムピールとして暗躍する「男爵(バロン)」が、まだヒトの体に宿っていた頃の物語。舞台は19世紀末ヴィクトリア朝のロンドン、絢爛と退廃、光と闇が同衾する街……。「男爵」と奇妙な因縁で結ばれた巡査部長・マイアズ(通称キング)、真正の吸血鬼・アシュレイ卿……人外の者達が織りなす”世紀末吸血鬼譚”!
あらすじ引用先:ヴァムピール特別編 KING AND BARON+ 1巻 | 樹なつみ | Renta!
作品の背景
あらすじにもあるように、本編はこちらになります。
でも特別編と本編は大分雰囲気が違います。特別編は現代の東京が舞台なので、「灯りのない闇」という雰囲気はあまり感じません。
特別編はヴィクトリア朝の話なので、吸血鬼が本当に出てきそうです。
実際に起きた事件を基に作られた作品
・吸血鬼ジョン・ヘイ~抑えきれない血に対する渇望!ヘマトフィリア~ |
・ハンガリー ナジレブ村で死者162人!犯人組織エンジェルメーカー
1巻は上記の事件を脚色した話となっています。
「THE CASTLE OF THE HOTEL」
管理人が一番怖かったのは、この話です。H.H.ホームズの事件ですね。
豪奢なホテルを訪れた客の部屋に、支配人がガスを流して死に至る様を眺めていた、という内容です。
時には拷問部屋に生きている客を連れ込んで、いたぶって楽しんだという……。
うっきゃぁぁぁ、こーわーい~っ!!
ウキウキしながら泊まったホテルで、いきなり陰惨な部屋に連れ込まれて拷問されるとか……。
そんなのやだぁぁっ!
この話の一番怖い点は、実際にあった事件だという所ですね。
やだよやだよぉ、そんな目にあいたくないよぉ(ブルブル😱)
このように怖い話なんですが、ビクトリア朝の雰囲気を堪能できる作品でもあります。
この時代が好きな方は(怖いのが苦手でなければ)お屋敷や登場人物の服を見ているだけでも楽しめると思います。
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