あらすじ
瀕死のアーサーの代わりに戴冠式を行うため、カーレオンの街に向かうことになったたまきたち。街の民たちにも暖かく迎え入れられるが、そこには避けられない運命が待っていた――!山田南平渾身のアーサー王伝説、激震の第2巻!【全232ページ】
引用先:金色のマビノギオン ―アーサー王の妹姫― 2 | 山田南平 | Renta!
感想
2巻は背景の絵が整理されていて、かなり読み易くなっていました。
その代わり登場人物がどんどん増えて、名前が覚えられない……!
ただでさえ読みにくい名前なのに、カタカナが飛び交っているよ~~!
この話を描くのは、さぞ大変だろうと思います。これだけいるキャラクターの顔を考えて描き分けるだけでも、すごい労力です。しかもまだまだキャラクターが増えていくはずですからね。
沢山の資料に目を通して設定を考えて、膨大なキャラクターを考えてプロット考えてコマ割り考えて下書きしてペン入れして……。
ひ~~~っ! 気が遠くなる!!
山田先生、お疲れさまです!!!
しかし管理人は山田先生の絵で、絶世の美女だったというギネヴィアと成長したランスロットを見てみたいです。そしてザ・少女漫画の山田先生が本当に不倫させるのか興味ありますね。
【参考】
ところで、今回はツッコミいれなくては管理人の気が済まない話がありました。
番外編の「君主の剣」です。
鬼畜大魔術師のマーリンが「ウーゼル(亡くなった王)の正当な後継者しか抜けない」魔法をかけた剣を、王の棺に刺します。抜いたものが王になるという、エクスカリバー的な話なのですが
アーサーが棺に刺さっている剣を、一番最初に抜いてしまうんですよ。誰も挑戦していないのに!
これじゃ他の人間では抜くことができない、て証にならないのでは?
何人か挑戦させないと、「実は誰でも抜けるんじゃ?」てことになりません?
マーリンが刻んだ誓文があるから、そんなの関係ないってことなんですかね?
しかしせっかく抜いたウーゼルの剣も、掟に従って湖に沈めてしまいますからね(1巻参照)
物証が無くなることが分かっているなら、なおさら他の人間にも挑戦させるべきだったのでは? ねえ、マーリン?!
と管理人は思いました。
それとかきおろしを読んで、「興味あるエピソードだわ……」と思ったので、そのうち雑記に書こうと思います。
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