あらすじ
王妃の首飾りを偽物とすり替えたという親方の容疑をはらすため、使用人のふりをして領主館に潜り込んだマルグリット。無事本物の首飾りを見つけたものの、怪盗ジルベールの仲間ではないかと疑われ…!?
あらすじ引用先:亡国のマルグリット 3巻/コミックシーモア
3巻では怪盗ジルベールの正体が判明しました。あまり意外性はありませんでした。
その後、マルグリットやルネ達はルナリアへ向けて出発します。途中で仲間が増えていき、命を狙われながらも旅を続けます。
物騒なことに、命を狙われているのがルネ王子だけじゃないんですよね……。
内緒の事情を抱えているのが、ルネグループとマルグリットグループと親方になるんでしょうか?
挙動不審なご一行です。
ルネと親方の関係
3巻では、ルネ王子が宝石職人の親方をとても慕っていることが分かりましたが……
なぜ王子が職人の見習いをやっているのか
なぜルネがここまで親方を慕っているのか
この点がハッキリしないんですが、そこは話が進んでいけば判明するでしょう。
そういえば、ルネの父親って出てきませんね。そこも謎のひとつですね。
亡国ルナリアには秘密があるらしい
石とか鉱物に関係する秘密がルナリアにはあるみたいです。ロレンディアに滅ぼされたのも、その辺りが原因かもしれません。
今の段階では明らかになっていませんが、ルナリアを滅ぼしたのは、優れた宝石や鉱脈が目当てだったんじゃないかと管理人は思います。
個人的には「この石があれば無敵の剣が作れる!」みたいなファンタジーな理由はいれないで欲しいなあ。
普通に、経済に関わる理由付けにしてほしいです。
話の展開を考察する材料が揃ってきた
2巻までは起承転結の「起」だったようです。3巻になって、大分話がこみいってきました。
流し読みもでも混乱しないと思いますが、謎や判明していない点を整理して考察すると面白いです。
キャラクターに関しても、読者は彼等がどういう立場なのか分かりますが、キャラクター同士はお互いの立場のことを知らないので、そこをどう使っていくのか推察するのも楽しいですね。
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