あらすじ
ルナリア王国の王女・マルグリットは国を失い、幼いながらも追われる身となってしまう。
追手に追われているところをエルベ村のクリストフに助けられ、息子のニコラとして生きることになった。
16歳になったある日、襲われていた金細工師見習いのルネとレオを助けてしばらく匿っていたが、彼らが出立したあと男のふりをするのも限界だとクリストフに言われ、街に出て女としてやり直すことになる。
そこでルネとクリストフに再会し、滅びたルナリアの噂を耳にすることが増えてきて、マルグリットは複雑な想いにかられていく。
感想
作者の名前が……。
「も」が何回つくっけ? あれ、この回数であってる?
と数えてしまいましたよ。
この作者さん、後宮デイズを描いた方なんですね。
あの作品のラストは恋愛ものとしてはハッピーエンドなんですけど、
将来は大丈夫なのかこの国は?
と思う終り方だったので、今作は困惑しないラストにしていただきたいと思います。
主人公が元王女なのは序盤で判明していますから、今の謎は金細工師ペアでしょうか。
後宮デイズもそうでしたけど、この作者さんの漫画って悪役でも本気でムカつくキャラって出てきませんね。今作もそんな気がします。
まだビックリするようなサイドストーリーは出てきていませんでしたが、脇キャラが「え?!」と言いたくなる行動をするのがすももももさんの醍醐味なので,期待しています。