こんぺいとうの果実~千紫万紅

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【マンガの感想(青年マンガ)】波よ聞いてくれ  2巻/沙村広明

 

波よ聞いてくれ(2)

 

 

あらすじ

ラジオ番組パーソナリティの主人公ミナレ、ADの瑞穂、ディレクター麻藤の3人が揃い、新しい番組が始まろうとしていた。

番組の内容は、自分を騙した男を殺そうとする女をアドリブで演じる、一人芝居だった。

光雄に騙されたミナレは、迫真の演技で一人芝居をこなす。

 

リスナーからの反応もいい。

ミナレが兼業しているカレー屋でも、ラジオを聞いたという客から話しかけられ、カリスマ店員(自称)としての地位も固まりつつあった。

 

そこへミナレに50万貢がせてバックレた元彼・光雄から連絡が入る。

光雄を社会的に殺すと決心したミナレは、麻藤等と共にある計画を企て、光雄と接触してミッションに成功する。

 

藻岩山ラジオではその計画を実行にうつすための放送が、今、始まろうとしていたーー。




感想

男を殺そうとしている女の独白なんてものが真夜中に流れてきたら、管理人なら即電源オフにします。

 

そんな番組が部屋の中で流れっぱなしになっていたら

いたたまれなくて部屋の中をウロウロしている己の姿が、目に浮かびますよ。 ※身に覚えはありません

 

 

それはともかく、ミナレは意外と流されやすい性格をしているようです。

1巻でもそうでした。

 

麻藤「パーソナリティろうぜ」

ミナレ「ふざけたこと言ってんじゃねえよ、おっさん! ……でもマジ?」

中原「そんな虚業やめてカレー店に戻ってきてください!」

ミナレ「そうだよなあ。麻藤の言うことを真に受けちゃあいけないよな」

 

こんな感じ。

ぶれないのは、いつもお金がないというところでしょうか。

 

しかし光雄には、これ以上ぶれるのは止めてほしいものですね。

 

 

 

 

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