作者:木野咲カズラ
原作:徒然花
ARIANROSE COMIC
- 【誰かこの状況を説明してください! ~契約から始まるウエディング~ 1巻】あらすじ
- 「お飾りの妻になってほしい」と堂々のプロポーズ!!
- お連れ様(サーシスの恋人)の話題になると、凍り付くメイドたち
- 屋敷内が明るくなり、両親とも仲良くなるヴィオラを見て、サーシス(恋人と冷戦中)の心境に変化が--!
- 美しく変身したヴィオラに、サーシスはうっとり……!
- まとめ
【誰かこの状況を説明してください! ~契約から始まるウエディング~ 1巻】あらすじ
「私のお飾りの妻になっていただけませんか?」
貧乏貴族令嬢のヴィオラに突然舞い込んだ縁談は、まさかの「契約結婚」! 旦那様は超名門公爵家のイケメン当主、サーシス様。しかも恋人アリ!?
『衣食住は完全保障』『跡継ぎ不要』『社交自由』『愛人を作ってもOK』――ま、なるようにしかなりませんか。お飾りの妻生活、発進です!貧乏令嬢(マイペース)と旦那様(恋人アリ)との“契約”から始まる大人気ウェディング・コメディ、ついにコミック化!
(Renta!から引用)
「お飾りの妻になってほしい」と堂々のプロポーズ!!
貧乏貴族のヴィオラは、超美形なエリート公爵のサーシスに契約結婚をもちかけられます。彼には6年間付き合った恋人がいますが、元流浪の踊り子のため、周りは大反対。
周囲の結婚圧力をかわしたいサーシスは、実家への援助とヴィオラの自由な生活を保障するので、文句を言わずお飾りの妻になってほしいと、正直に打ち明けます。
ヴィオラは承知し、立派な「お飾り妻」になるべく、公爵家へ嫁いだのでした。
== ひとこと感想 ===
こらこらこら!
と思いましたが、2人の利害が一致しているなら、これもありかなぁ、と。
ヴィオラが淡々としていて、おまけにサーシスがいないほうがのびのびしているので、なんとなくこのままでいいんじゃないかと思わせる、公爵家ライフです。
お連れ様(サーシスの恋人)の話題になると、凍り付くメイドたち
「愛人」と呼ぶことさえ拒否するほど使用人たちに嫌われている、サーシスの恋人カレンデュラ。妖艶な美人ですが性格に難があり、使用人など歯牙にもかけないそうです。
あまりいい雰囲気ではなかった公爵家で、暇を持て余したヴィオラが使用人たちとどんどん仲良くなっていきます。
どんどん使用人たちに溶け込んでいくヴィオラ。どんどん彼等と距離ができるサーシス。どんどんみんなに嫌われていくカレンデュラ。
どんどん雲行きが怪しくなっていきます!
屋敷内が明るくなり、両親とも仲良くなるヴィオラを見て、サーシス(恋人と冷戦中)の心境に変化が--!
サーシスの両親と仲良くなり、お金にも執着がないヴィオラを見てサーシスはキョトンとします。屋敷内も明るくなり、彼女といることに居心地の良さを覚えたサーシスは、徐々にヴィオラがいる本館に滞在する時間が増えていきます。
結婚以来サーシスの存在を頭から吹っ飛ばしていたヴィオラは、平穏な毎日がみだされることを迷惑がりますが、サーシスの本館滞在時間は増えるばかり。そんな毎日を過ごしていたら、ある日サーシスに宮中の夜会へ同伴してくれるよう依頼されてしまい、一緒に参加することになってしまうのでした。
== ひとこと感想 ===
宮中の夜会へ参加することを渋るヴィオラの独白が笑っちゃいました。
「これは契約にないことだから、オプションですよね?」
さすがおっとりクールキャラのヴィオラです。彼女が時々かます天然発言は、ヒドイと思いつつプッとしてしまうことが多くて、いいキャラクターだと思います。
美しく変身したヴィオラに、サーシスはうっとり……!
ヴィオラをうっとりと見つめるサーシスがいたり
ヴィオラと女子会を繰り広げる令嬢たちが出てきたり
ヴィオラとサーシスがダンスを踊ったり、二人で話し込んだり……と、お約束をすべてこなすヴィオラ。やっぱりヴィオラは働き者ですね
この辺りはキラキラとしたシーンが続いて、華やかでした!
まとめ
なんとなくいい雰囲気になってきたヴィオラとサーシス。でもサーシスには恋人がいるので、まずは三角関係(?)解消からですね!
ふんわりした可愛いヴィオラのクールっぷりも、この作品の魅力だと思います。
【マンガの感想】誰かこの状況を説明してください! ~契約から始まるウエディング~ 2巻 を読む