映画について
監督:ケイ・キャノン
2021年公開(Amazon Original)
1時間52分 ミュージカル・ファンタジー
キャスト
・シンデレラ:カミラ・カベロ
・ロバート王子:ニコラス・ガリツィン
・継母:イディナ・メンゼル
・ファビュラス・ゴッドマザー(魔法使い):ビリー・ポーター
あらすじ(Amazonから引用)
「ピッチ・パーフェクト」の脚本家ケイ・キャノンが、有名なおとぎ話を大胆に作り変えた現代風ミュージカル映画「シンデレラ」。大きな夢を抱く野心家のヒロイン(カミラ・カベロ)が、ファビュラス・ゴッドマザーの魔法の力を借りて、夢を実現させようと奮闘する姿を描く。イディナ・メンゼル、ミニー・ドライヴァー、ジェームズ・コーデン、ニコラス・ガリツィン、ビリー・ポーター、ピアース・ブロスナンと、共演者の顔ぶれも非常に豪華だ。
物語の感想
王子が一目ぼれ! 観ていると不安になります
映画だからいいんですよ。ええ、シンデレラの人間性に問題ないことは分かっています。しかし日本人の管理人は、王室の人間が素性も知らない相手に惹かれていくのを観ていると
KKのような人間だったらどうする……
と不安に駆られました。
ストーリーは明るく楽しいお話なんですが、どうも王子の単純さが気になって、不安をかかえたまま視聴を終えました。
個性的なドレスがいっぱい!!
個性の強いドレスがいっぱいです。
なんとなくディズニーランドのエレクトリカルパレードを思い出しました。
色々なタイプのドレスが出てくるので、「これを着てみたい🎵」と好みのデザインを探すのも楽しいと思います。
結末は意外だった
結末は童話とは全く違います。意外というか、確かに現代的な締め方だったと思います。
この終わりかたに憧れる少女がどれくらいいるのか管理人には見当もつきませんが、本当に時代は変わったなーとつくづく思いました。
今の時代なら、こういうのもアリでしょうね。特にアメリカの映画だし。
印象的な登場人物
ファビュラス・ゴッドマザー
すっごいインパクトがありました。童話なら「魔法使いのおばあさん」役なのですが、活きのいい男性が黄色く光るドレス風の衣装を身にまとって登場した時は、本気でポカーンとしました。
一番上のポスター左から2番目の男性がそうです。
演じているのはビリー・ポーター。プライムタイム エミー賞のドラマ シリーズ最優秀主演男優賞など、数々の賞に輝いた名優です。
さすが名優。ゴールドに輝くトンデモ衣装をあそこまでゴージャスに着こなす俳優は、そうはいないと思います。
とにかくゴールド、ゴールド、リアルゴールド‼️ シンデレラが作製し絶賛されていたドレスが霞むほどのインパクト。
ほんの少ししか登場しないのが、まったくもって残念です。
まとめ
明るく楽しいミュージカル映画です。ファミリーでの鑑賞におすすめです。
原作のグリム童話と全く違いました。
グリム童話の「シンデレラ」のラストは、義理の姉2人がガラスの靴を履くために足の一部を切り落とし、シンデレラの結婚式では鳥に目玉をくりぬかれながらも花嫁の介添え役を務めていたと記憶しています。
結婚式の出席者は驚いたでしょうねぇ。目の前を歩いている女性の目玉がいきなり鳥にくり抜かれるんですから。パニックにならなかったんですかね。
管理人だったらトラウマになるレベルの事件ですよ。
しかし本作にはそんなホラーは一切ありません。むしろ歌って踊って、明るく楽しい終焉を迎えます。
安心して楽しんでくださいね!
映画が終わるまで、温かいドリンクが冷めない&冷たいドリンクがぬるくならないタンブラー。映画鑑賞におススメです。